書籍
救国シンクタンク叢書 大国のハイブリッドストラグルII
大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争
著者 渡瀬裕哉、中川コージ、篠田英朗、小野義典、岡部芳彦
定価 990円(税込)
判型・製本 四六判、並製
頁数 176
発刊 2023年7月28日
ISBN 9784434323973
“未来の日本を考える”シリーズの第四弾。
第一部では「今年の世界はどう変わるか」をテーマに、篠田英朗氏が地政学の視点から、中川コージ氏が中国の今を、渡瀬裕哉氏がアメリカの今を、小野義典氏がヨーロッパの今を切り取り、岡部芳彦氏が注目の集まる「本当のウクライナ」を解説する。
第二部では江崎道朗氏をモデレーターに、各専門家に倉山満氏も加わり、国際情勢について白熱したクロストークセッションを展開。
国際情勢を気鋭の専門家たちが描き出し、その中で、日本の置かれた立場を示す渾身の一冊。
【ハイブリッドストラグルとは】
大国は、国内外の大衆心理煽動や法律争議の技術を活用しながら、ハイブリッドな仄暗いストラグルを展開している。「戦争」「冷戦」「新冷戦」などとして用いられる、日本語における「戦」の概念では表現するのが困難になった現状において、本書籍では敵や味方が明確ではない「ストラグル」な国際情勢を分析。
〜・目次・〜
序 章 中川コージ
第一部
・第一章 二つの異なる地政学の視点から ( 篠田英朗 )
・第二章 中国はどうなっていて、何を考えているか ( 中川コージ )
・第三章 米国はどうなっていて、何を考えているか ( 渡瀬裕哉 )
・第四章 欧州はどうなっていて、何を考えているか ( 小野義典 )
・第五章 『本当のウクライナ』はどうなっているのか。ゼレンスキーはいま何を考えているのか ( 岡部芳彦 )
第二部
国際情勢の様々な変化について。クロストークセッション